ちよの考察

嵐について、映画について、小説について、いろいろ考察するのが好きな私の独り言。

松本さんと少女漫画。

2019/2/23

 

ジェントル潤。

多分少女漫画は何らかの影響をもたらしていたと思う。

 

 

 

大昔のフレンドパークを観ながら思ったこと。

松本さんの女性に対する性格は、少なからず少女漫画の影響を受けているのでは無かろうかと。

 

2歳上のお姉さんがいるから、子供の時に少女漫画を読んでいた、「花より男子」の原作も読んだ、というお話から。

 

女性に対するリスペクトが感じられる振る舞い

(さりげないエスコート、女性芸人さんでも卑下したりからかったりしない、年上女優さんへの話し方など)とか、

ラブシーンでの画の作り方など、

なんとなく女性目線も分かっていると感じていたけれど、それらは少女漫画からの学びがあるのでは?と。

 

 

少女漫画に描かれる女の子たちは、平凡だけどその隠れた魅力を男の子が見つけるとか、周りから誤解されているけれど実はコンプレックスを抱いているとか、そういう子が多い。

その気持ちの揺れ動きも細かに描かれ、女の子特有の難しい性格が良く現れ、女の子たちはそれに共感するわけだが、男の子がそれを読んだ場合には、女の子の難しさを学ぶいい教材になるのでは無かろうか、と。

そして「こうすると女の子は傷つく、こうされると喜ぶ」ということも教えてくれる

 

 

一方で男の子コミックや成人漫画ではどうだろうか。描かれる女性はしばしば完璧で憧れの的、いわゆる「マドンナ」が多くとびきりの美人であることが多い。

女性側の気持ちはあまり描かれない印象。

また露出が多かったり、主人公の男性を(特に理由も描かれず)好きになったり、喜ばせたりする。女性が「消費される存在」と成り下がっている例も成人漫画には多い。

 

 

そういうところで、少女漫画(あるいはその年頃の女の子)から学べたかどうかが、後の女性に対する考え方や扱い方に影響するのでは無いかと思うことがある。

 

松本さんの女性の扱いは、少なくともテレビ等で見える範囲は、非常にリスペクトにあふれ紳士的で「よくわかっている」と思ってきたが、改めて、少女漫画がいくらか影響を及ぼしてきたと考えると合点がいった。

 

あとはお姉さんがいたことも影響しているだろうが・・・。

自分と年の近い女の子の、体の変化とか気持ちの変化とか、それぞれの時期に起こる悩みとかを間近で見ていると、女の子への接し方も学んでいくことだろう。

 

 

話がそれてきてしまったがまとめると、おそらく思春期にどういう漫画・小説を好んで読んだか、そしてきょうだい構成がどうだったか、という点は、大人になって異性(や同性)に対する考え方・接し方に関わってくるという私の仮説である。 そういう研究をした報告が無いか、ちょっと調べてみよっと。